林ツイタチ(@uzukumaru_net)です。2019年の4月から1年間東南アジアで過ごしました。
Webライティングの業務委託案件をぶら下げて異国の地に向かった訳ですが、マンゴーシェイク片手に10円のパンを流し込み朝から晩までめちゃくちゃダラけて麻雀したり音楽作ったりして実質365日の夏休みだったなという思い出とともに5kg分の内臓脂肪をお腹周りにくっつけながら帰宅しました。
旅先はフィリピン、タイ、ミャンマーの三ヶ国です。その道中の、
- 海外拠点生活の必須品
- あると便利だったもの
- パッキングハック
などを中心にまとめました。常夏の国ならこの装備で1年間戦えるぞセットです。
母体
- Coleman OFF THE GREEN ROLL TOP 33L
33Lで機内持ち込みサイズです。MAXに詰め込んでも10kg越えないかどうか。
メインの収納スペースが上部に拡張できるようになっており用途に応じて大きさを変更できて最高。色も可愛くて最高。『ペヌ42号 -天使の歌- 』と名付けました。
必需品
- パスポート
- キャッシング可能なクレジットカード
これがなければ海外拠点どころか日本国から出してもらえないセットです。逆にこれさえあれば基本的にどこでも生活することができます。思ったより少なくて驚く。この2つさえあれば絶対に詰みません。この2つに加えて、
- 持っていれば現地通貨
- 日本円少し
- 運転免許証
- 日本口座のキャッシュカード
があると安心。日本国内で現地通貨を両替しておくと空港に到着した瞬間に行動開始できるのでおすすめ。発展途上国はクレカ払いや交通系電子マネーの精算ができないため現金が貴重な物資になります。
運転免許証は空港までのレンタカー利用などで必須。キャッシング機能があるクレカがない人は日本円を所持して現地で両替することになります。ダルそうなので僕はいつもキャッシング機能しか使いません。
今言ったやつぜんぶLiberFlyerのポーチに入れてる
全ての国の現地通貨 + パスポートやクレカ・免許証を一元に管理できるポーチです。逆に言えばこいつが盗まれると即死します。逆の逆を言えばこのポーチだけ守り抜けばOK。玉が取られなければ負けにならない将棋スタイル。盗難や紛失のリスクが怖い人は腹部に縫い付けるなどしましょう。
よく旅ハック系の記事で「貴重品は複数のポーチに分けて保管しよう!」など見かけるんですが「は?ダルくない?」っていつも思う。玉は一つでいいだろ。
仕事道具やガジェット
仕事道具です。メインの仕事はWebライティング、サブは掲示板管理、これから伸ばしていきたいことが音楽制作。
MacBook Air
執筆から音楽制作までありとあらゆるクリエイションを担うメイン機。セブで知り合った友達のゆたかくんから焼肉と引き換えに借りてます。まだ焼肉奢ってないけどありがとうゆたかくん!!!
MIDI キーボード:Akaiの25鍵
音楽制作に使うMIDIキーボード。小さいので縦にしてパッキング可能で持ち運び便利。ピッチベンド(音をウネウネするやつ)が付いていないので不便ですが、あると制作が捗るアイテム。新品購入で5,000円ちょい。
オーディオインターフェイス:Zoom TAC-2
歌モノのDEMO撮りで使うかなーと思って持っていたんですがレコーディングに最適な環境が整わず一度も使ってない。500gの重石を延々と持ち歩いた結果になりました。
マイク:PG58
オーディオインターフェイスと同じ理由で一度も使ってない。
アダプター類
MacBook Air専用の充電器『Magsafe2』は2つ持っていきます。旅先で充電器がパーになったらマジで絶望する。1つ目はタイで買ったやつ。2つ目は帰国した際に調達した予備。
Oppo A1k
スマートフォン。ここでも書いたんですが画面が大きくて異常にバッテリーが持つエグいスタミナを持ったクソ使えない端末です。
ほぼ日手帳
日記は1日の終わりをハッピーにさせる装置みたいなもので「今日はこれをやったからツイタチよくやった俺天才マジすげえ」みたいなことを書いてイイ気分で眠りについてます。
Style Fitのポールペン
ダークブルーがお気に入りの色。0.38mmと日記のサイズがマッチしているので約3年間くらいこの組み合わせ。
他にもアライバルカードを記入するときに便利。
小説
読書が好きなのでテキトーに自宅から持参します。日本国内の出発ロビーで面白そうな小説を見つけるのも楽しい。
ドライヤー
宿泊先にドライヤーがない場合が多いのでミャンマーで買ったドライヤーを持ち歩いています。220V対応で日本では使えない仕様。電力が2倍以上あるので爆風が吹いて一瞬で髪が乾く。
これ使った後で日本製のドライヤーを使うと「反抗期?」ってレベルで風が弱いのが気になる。
T字カミソリ
たぶん現地で買えるやつ。なぜか持って行ってた。
南京錠
部屋に複数のベッドがあるドミトリールールに宿泊する際に使うロッカーに鍵が付いてない場合があるため南京錠を持っていくと安心。
洋服
洋服は2日分。足りなくなったり破れたりしたら現地調達。
絶対に長袖は持って行こう。東南アジアのカフェやタクシーは「シロクマって思われてる?」ってレベルでギンギンに冷房効いてて凍え死ぬ。
敢えて持って行かなかったもの
- サンダル
- 余分な洋服
- シャンプーやボディソープ
現地調達ができるものはお留守番。手荷物検査で引っかかったりバッグ内で溢れていたりするのでストレスの温床。
海外に行く前の準備
期間や目的に応じて参考にしてください。僕の場合は、
- 期間:1年
- 目的:業務委託の仕事(フリーランス)
- 場所:フィリピン・タイ・ミャンマー
でした。
海外転出届を出す
- 住民税の納税なし
- 国民健康保険の納税なし
- 年金の支払い義務なし
めちゃくちゃ意訳してますが上記のようなメリットがあります。海外転出届を提出すると日本から住民票が抜かれます。住民税は1月1日地点で住民票を置いている市町村区に対して納税の義務が発生するので、1月1日を迎える前に海外転出届を提出しておけば当年の住民税は0になる仕組み。
デメリットは選挙権がなかったり国民健康保険が適用できなくなったり、年金の受け取り金額が下がるなどなど。
持参する現金を考える
キャッシングで現金調達派は丸腰でOKなんですが、現金両替派は所持する日本円を考える必要があります。「具体的にいくら持っていけばいいのか」については僕は知らないのでググってください。たぶん3億あれば大丈夫だと思います。
転居・転送サービスに申し込む
1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送できる日本郵便のサービス。海外転出届を提出すると住民票がなくなるため実家に転送できるように登録しておくと便利。
バックパック1つで東南アジアに行ってみて
この記事でも書いたんですが旅行当初は、
- 無駄に洋服持って行ったり
- 救急箱に内服薬やガーゼを持って行ったり
- サンダルとスニーカーを持って行ったり
- シャンプーとボディソープを持って行ったり
- 寂しいから子犬飼う?
- やっぱやめとこう
と、無駄なものを所持しまくった結果13kgを超えるバックパックを担いだグレイトフル・デブ・バックパッカーだったわけですが、最終的には7kg前後まで荷物を減らすことに成功しました。
少ない・軽い・小さいは正義。旅の持ち物を整備してアップグレードしたらまとめるぞ。
ということで旅の荷物まとめでした。
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