カレーって、
- いつ
- どこで
- だれと
- だれが
- どのように
- いくらで
- どの程度
- 食べても
圧倒的な点数を叩き出して美味いものピラミッドの頂点に君臨するものだと思ってました。『SMILE CURRY』に行くまでは。

ヤンゴンのダウンタウンにある『SMILE CURRY』。こいつはすごいぞ。


多国籍レストランらしく、秋刀魚焼きや焼きサバ以外にもタイ料理やビルマ料理が食べられる対応力が売りっぽい。
で、店名に『CURRY』が付くってことは美味いんでしょカレーが。しかも『SMILE』って言っちゃってる。言っておくがカレー程度で俺が笑顔になると思ってんのか?なるよ。

カツカレーを召喚しました。この地点で2秒後の未来が見えます。
ニコニコツイタチ。そう、俺は美味いものを食べると笑顔以外の表情が作れなくなる。その事実に気がついて俳優になる道を諦めたくらいだ。
ひとくち頬張る前から表情筋がストレッチを始めている。全ては笑顔のため。『CURRY SMILE』のため。

で、結論なんですけど全く美味しくないです。ビルマ米の中途半端な食感はさておき、ルーが完全に仕事をサボってる。そもそも出勤してない。旨味が無断欠勤してる。
カレーを食べながら「カレーが食べたいなあ」と思ったのは人生で初めて。白米 with 茶色素にメニューを変えるべき。

急遽サイドメニューでカッパ巻きを召喚しました。カレー選手がまさかの1/3イニング4億7302万失点で全細胞からブーイングを受けながら降板したためです。
もう二度と行くもんか。会わないって決めた。だからGoogle mapから[お気に入り]を外したしTwitterのフォローもやめた。Lineをブロックした時は泣きそうになった。

で、合計3回行きました。3回カレー食べた。
なんかふとした時に「ふー…仕事もまあまあ捌いたし。あのカレー行くか」ってなるんです。あの味が恋しいのか、旨味の出勤に期待してるのかわからないけど気づいたら注文してる。
そして何度も「もう食うかこんなもん」って言ってる。細胞とルーがずるずるした関係になってる。不倫ってこんな感じなんですか。
ちゃんと美味いもの置いてるヤンゴンのお店



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