前情報なく適当に選んだ映画を観てみよう」のコーナーです。第4弾。
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僕が握っていた前情報は、
- 主題歌が「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」でボーカルがCHARA
- 小林武史が関わってそう
- 人が死ぬらしい
程度でしたが見終わった感想を結論から言うとレンガで頭を殴られたような感触が残りました。大脳皮質あたりに。強めの。
あらすじをざっくり3行で
- 海外から日本に出稼ぎに来た移民者が
- 生き方や金の稼ぎ方を模索しながら一攫千金を夢見て
- 悪いことをやる
始め10分くらいの感想を4行で
- すげえ独自感つよい
- 日本語と中国語とよくわからんハイブリッド言語が出てきて字幕見たりで目が忙しい
- 登場人物の相関の説明が希薄すぎて何度も心が折れる
- でも世界観にとにかく引き込まれる
という感じ。途中で無性に皿を洗いたくなったため一時停止にして皿を洗うブレイクタイムを挟んだのでそのままブラウザを閉じて一生観なくなる可能性も十分にスタンバッてたのですが、一時停止にした画面からも燻すように世界観が溢れまくっていたので無事に2時間Overの長編を観終わることができました。それくらい惹き込まれる。
こういう人にオススメしたい
- CHARAが好きな人
- CHARAを嫌いな人
- CHARAをよくわからない人
- “My way”の旋律が好きな人
- “生き方”についての新しい観念を模索中の人
という感じ。いい意味でも悪い意味でもCHARAの色気と歌声、歌唱センスが映画の鍵を握ってるのでここでつまずく人にはオススメできないなーという感じ。とは言っても「主役なのに目立ちすぎてはない」というキャスティングなので気にならない人には大丈夫だと思います。個人的にCHARAすげえなという感想。歌も好き。演技も好き。
Japanドリームを夢見る”異邦人”が貪欲に金を稼ぐということに真正面からぶつかっていく描写が多く描かれてるので、現状を打開したいなーという行き詰まり感を人生に感じてる人にオススメかなーという感じ。
個人的に心掴まれた言葉7選
- これが私のIDカードってとこね。
- 「 金になりそうなことならなんでもするのさ。」「お金になること?たとえば?」「それを考えるのも仕事さ。」
- 金持ちになるチャンスはどこに落ちてるかわからん。神様は平等にそのチャンスをくださる。あとは本人が気づくかどうかさ。
- マジになんなよ、今作ったのさ。
- だけど機械にはソウセキの顔がフクザワにみえるのさ。
- あのギターマジで採用するのかい?あいつあのフレーズしか弾けないんだよね。
- この国のビジネスマンはグリコ食べて育ったんだ。
あたり。特に、「金持ちになるチャンスはどこに落ちてるかわからん。神様は平等にそのチャンスをくださる。あとは本人が気づくかどうかさ。」にはそーだよなーと深く相槌を打ちましてこれからの人生の指針になるような言葉だったのでエンジンルームに飾っておきたいですね。
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