『それでもボクは やってない』を前情報なく観た感想 痴漢冤罪は怖いけど対策すれば大丈夫

前情報なく適当に選んだ映画を観てみよう」のコーナーです。第3弾。

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5行であらすじ

  • フリーターである主人公が
  • 就活中の満員電車で痴漢に間違われ拘留
  • 当番弁護士に認めた方がいいと勧められるが断り
  • 警察の杜撰な事情聴取を受け
  • 裁判に

という感じ。男なら誰でも起こりうる”痴漢冤罪”の恐怖を描いた作品で、受けるショックというか「あなたそんなこと知らないで電車乗ってたらいつか大損喰らいますよ」と罵られたような焦燥感を味わいました。満員電車に乗るたびにこの映画を思い出しそう。

心に残った名言をいくつか

  • 目撃者はすぐに探したほうがいい。被害者の証言だけで有罪になるのが痴漢事件。第3者の目撃証言はものすごく大きい。
  • 当番弁護士はタダだよ。
  • 男はみんな犯人だ。全ての男には動機がある。
  • 起訴したからには絶対に有罪を取る。それが検察官の仕事だ。
  • 裁判なんてね、今まで悪い人だけが裁かれるところだと思ってた。
  • 最大の使命は無実の人を罰してはならない
  • あったことをありのまま答えればいいっていう弁護士もいますけど、極度の緊張状態で予想外の質問が来たら真っ白です。ありのままが何だったのか、わからなくなってしまう。
  • 裁判の現実を伝えないで無責任に戦えなんて言えないんだよ。
  • 99.9%の有罪率ってのは弁護士さんにとっても便利なんですよ。有罪で当たり前だから誰からも非難されないし無罪とったら英雄だ。
  • 少なくとも僕は自分が犯人ではないという事実を知っている。

全部で10個あるんですけどこの10個を満員電車に乗る前に音読した方がいいなと思いました。それくらいリアル and 身近。

学んだことを3行で

  • 隙間なく人がいて手に触れられる距離に女の子・女性がいると痴漢冤罪の可能性あり
  • 痴漢に疑われたらできるだけ目撃者を呼んで駅員室には行かない
  • 満員電車でモゾモゾしない

毎朝120%満員の小田急線に乗って通勤するんですが、この映画を観るまでは「自分が痴漢をしない限りは痴漢で捕まる事は0」だと思ってましたがそれが完全に覆されます。

痴漢って思ったより身近で、彼女とか女友達に聞いたらほぼ大体は痴漢された経験があるんですね。完全にモミモミされたのであれば「それは痴漢だわー」と思うんですが少し体が触れただけ=痴漢という認識ってのもあって、された側にしかわからないことだなと思います。”ふっと触れただけで大体痴漢に思われる”くらいに男は思っていて損はないなと思いましたんで明日からの生活に活かしていこうと思います。

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