ツイタチ歌謡祭セットリスト2019

毎年12月に

  • よく聴いた曲
  • いいと思った曲
  • すげえいいと思った曲
  • 涙ポロポロしちゃうくらいいい曲

をiTunesでプレイリスト作ってます。んでその紹介。

2019年はこんな年でした

今年のセットリストは全11曲。参加資格というか条件は、

  • その年に発売・発表された曲以外でもOK
  • とにかく2019年に知った曲
  • 自分が演奏できる曲
  • 曲順はライブのセットリストっぽく組む
  • 同一アーティストの楽曲は2曲まで

という風に設けてますが基本ゆるい。

10年後くらいに聴き直して「ぶぁああああ」とその時の楽しいこととかちょっとした苦労とかが蘇ってくるだろうなあと思ってセットリスト作ってます。

2015年から2017年のセットリストはプロフィールに書いてます。2018年のやつはどっか行った。

1. Are You Ready For Love? – Elton John

エルトンジョンのヒットナンバー。2019年の7月に初めて聴いて虜に。

エルトンジョンにハマったのは今年。それまではピアノうまい変なメガネかけてるYour Songおじさんだと思ってました。エルトンジョンの存在を知ったのはセブで知り合ったフィリピン人のおかげ。

世界一美しい『D→C#m7→F#7』のコードチェンジから始まるAメロが素晴らしいです。これ聴くとどんなにどんよりしててもMPが回復する。

2. チョイ前Love (feat. 藤井フミヤ) – 木梨憲武

今年の僕の音楽シーンはエルトンジョンと木梨憲武だったなーって思います。

曲調から藤井フミヤ作曲かと思いきや全然違う人が作ってて耳ちぎりそうになりました。Bメロとかサビでゲストボーカル藤井フミヤがユニゾンで歌ってます。

50過ぎのおじさんが歌ってるとは思えない歌詞が好き。

3. 愛が分母 – 佐野元春 and THE COYOTE BAND

佐野元春氏の新譜。タイトルが秀逸。これ思いついた瞬間スキップが止まらなかったと思うマジで。

曲調はスカ。ホーンセクションの裏打ちが印象的な一曲。コード進行もすごくポピュラー。佐野さん、喉を完全に取り戻してて刺々しい中高音域が完全に復活してて嬉しい。

4. 4:00A.M. – 大貫妙子

1977年発表の『MIGNONNE』収録曲。『MIGNONNE』は『横顔』『海と少年』『突然の贈り物』など、大貫妙子の代表作が散りばめられた秀作。

YouTubeを再生しっぱなしでテキトーに流してたらこの『4:00A.M.』が流れてきて初体験を迎えました。再生数が650万回超えててコメントが外国人ばかりなので国を超えて聴かれてるみたい。確かにこれはカッコイイ。ディオンヌ・ワーウィックとかアレサ・フランクリンとか好きならドツボにハマると思う。

5. スカンピン – 和田アキ子

ぶっちゃけこの曲を紹介したいがためにこの記事を書いたと言っても過言ではないレベルで頭の中を延々と「スカンピン〜スカンピン〜俺た〜ちは〜〜〜」というメロディが流れてます。

ムーンライダーズがオリジナル。和田アキ子によってソウルフルにカバーされてて最高。和田アキ子のフラット気味に音を取る感じが曲調とマッチしてて、曲全体を覆う「やるせなさ」とか「憂い」をビシバシ感じる名曲です。名曲ですわこれ。

なお100回くらい聴いてもBメロのコード進行がわからない。誰か教えてください。

6. ポケットにファンタジー – 幸子とミク

ポケモン初代の時代を生きてきた年代にとっては涙不可避の楽曲『ポケットにファンタジー』のリテイク版。

オリジナルは1998年発表なので21年ぶりの再収録。リメイク版は女の子パートが初音ミクになってて「は?」と思ったんですが、この曲のテーマである「大人になったら〇〇するんだ〜」という将来への希望をロボットである初音ミクが歌ってます。この矛盾というか、パラドックスがめちゃくちゃ儚い。大人は子供に戻ることができない・ロボットは人間になることができない、という二重の宇宙の約束が切なすぎるポップソング。

7. スイート・デイズ – ザ・キングトーンズ

これまた往年の名曲。最高のソウルバラード。ドローバーオルガンの音色が終始気持ちイイ。世の中の「素晴らしいメロディ」は遥か昔に全てキングトーンズが使ってしまった説が立証してしまうくらいメロディの掴みが強い。

8. Your Song – Elton John

Your SongおじさんのYour Songです。この曲の凄さは作詞者と作曲者が異なっているのにも関わらず、詞と曲の調和がえげつないこと。エビとホタテ、ウイスキーとチョコ、バーニーとエルトン。この曲は君の歌だって周りの人に言ってもいいんだよ。という主人公の思慮深さが好き。こういう男になりたい。

8月からずっと練習した結果、なんとか弾き語りできるレベルになりました。特に好きな部分が2コーラスのセカンドバース。

9. I LOVE YOU だもんで。 – 木梨憲武

型破りのノリさんが本気で楽曲作るとこうなる。

今後、結婚式で新郎が替え歌して歌う光景が浮かびますが、この曲のすごいところは「替え歌した方がカッコイイ」という概念を作り出してるところ。楽曲をカバーするときは「音程や歌詞を変えるのはタブー」みたいな風潮があると思うんですが、この曲は逆に歌詞を変えて歌わないと変。どこまで、どのように替え歌にしるかは新郎のキャラクターというか人望が問われるんだろうなーって思うので、僕は絶対手を出せない領域。

ジャズコードがバンバン使われててエレピで弾くの楽しそう。

10. 或る秋の日 – 佐野元春 and THE COYOTE BAND

佐野元春の『或る秋の日』収録の表題曲。

メロディの起伏が少ない傾向にある佐野氏の楽曲ですが、この曲は結構動く。少ないコードを巧みに掛け合わせる佐野氏のコードワークはレベルが違う。余計な飾りがない和食のような曲。

11. Tiny Dancer – A Song for Lily-Mae

この記事で語ってるので割愛。2019年はこの曲を聴きながら閉じようと思います。

まとめ

11曲中5曲が2019年発表です。僕は幅広く聴くタイプではなく、気に入った曲をとことん聴き詰めるスタイルなので年間100曲くらいしか聴きません。

逆にハマったら死ぬまで聴くので、僕のツボを抑えることができれば延々とサブスクリプションで2円くらい毎月稼ぐことができます。世界中のアーティストの皆さん、ここにカモがいますよ。

というわけで2019年は木梨憲武とエルトンジョンの年でした。今年はMr.ChildrenやASKAがピンと来なかった印象。来年に期待。

コメントを残す