東京ドームシティで開催された『イグ・ノーベル賞の世界展』行ってきてた感想など


  • ノーベル賞の真反対
  • ふざけてやっている
  • 真面目にやれ
  • もっと利口な研究をしろ

これがイグノーベル賞に対するファーストインプレッションでした。

んで観てきました。

序盤は展内を歩き回りながら「くだらなくてどうでもいいのばっかだな」と思ってましたが、シミのついた男性用下着を観たりDr.中松氏の46年間の食事の記録を眺めたりしていると脳内で生み出される感想が「くだらなくてどうでもいいのに最高」に変換されているのに気づきました。成長。”くだらない”を追求している最高な学問です。

研究って男のロマンで、現にイグ・ノーベル賞を受賞している研究者の多くは男性で、「くだらない」けど「めっちゃ頭使う」を追い求める感じ。そういうの好き。その塩梅にロマンが詰まっている気がする。

特に面白かったやつ:痛覚を数値化した実験

ハチに刺されたら誰でも”痛い!”と思うこと間違いなしですが、この痛さは虫の種類や人の痛覚によるものなので「俺の方が痛かった!」「私の方が死ぬほど痛かった!」「俺の方だ!」「私と虫刺され、どっちが大事なのよ!」と晩年離婚の温床にもなりうる大問題ですね。

んでこの大問題を解決した研究がジャスティン・シュミット氏が考案した「シュミット指数」による痛みの数値化で、78種類ものアリやハチに刺され続け、なんとなく数値化していったらしい。

これがそのまとめの本。ちょっと読んでみたんですけど”くだらねぇ〜”と学術的な視点からの意見が脳内で飛び交いました。

あとこれ、個人的に好きだったやつ。焼け方が異なった食パンを並べて遠くから俯瞰して見ると人の顔に見えるやつです。全貌が気になる方はぜひ会場へ行ってみてください。ちなみに11月4日(日)までの開催だったのでもう終わりました。

ちなみにこれ、webメディアのライター志望の際に書いた記事だったので今更のブログアップになった経緯がありました。もっと早く記事をアップしておけばよかったなーと一抹の後悔がありますので今後に役立てていきましょう。

お疲れ様でした。

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