日本に帰国した際に青春18切符を使って奈良に行きました。自分にとっての奈良、かなり特別な場所で、
- 19か20の時に
- 縁もゆかりもない場所にひとり旅してみよう
- と思い立って行った場所
でした。7年ぶりの奈良。7年前と違うのは僕だけ。大好きな平城宮跡はほとんど変わっていなかったです。
- ボディ:FUJIFILM X-T2
- レンズ:フジノンレンズ XF35mmF2 R WR
の組み合わせでフォトウォークしました。編集なしで撮ったまま貼り付けます。サイズは870*577にリサイズしてます。

着替えや音楽機器などの荷物はコインロッカーに預けます。機動力爆上げ。装備はカメラと財布とiPhoheだけ。
奈良駅から始まるフォトウォーク

青春18切符で京都から奈良に上陸。在来線だと50分程度で奈良まで行けます。



なら100年会館。モニュメントに散りばめられているユーモアがいい。12つの動物。それが干支であることに気がつくまでぐるぐる3周。勘が悪い。

今回の奈良上陸の目的は1つ。7年越しに平城宮跡に行く。

奈良駅から平城宮跡までは3km。徒歩です。フォトウォークですから。

快晴。半袖の袖を切りたいくらい暑い。からだの大きさくらいのアイスが食べたい。

NO PARKINGを見つけるとスピードが速くなります。クラッシュバンディクー・レーシングのリンゴと同じ原理。

めぐり逢い[meguriai]・・・カフェや喫茶店を偶然見つけることを指す言葉。

今日はご予約でいっぱいなの、ごめんね。[kyouhagoyoyakudeippainano,gomenne]・・・失恋にも似た淡い経験。フォトウォークを彩る醍醐味。

平城宮跡に近づくに連れて神社仏閣の比率が多くなってきます。心なしか気温を下がってくる感覚。

鳥が鳴く音、虫のささやき。セブにはない音楽が流れている街。

おばあちゃんちっぽい。みんなの心にあるおばあちゃんちって大体こんな感じですよね。
裏道から平城宮跡に到着

意にそぐわない角度から平城宮跡へライドオン。

地球をトリミング。


東院庭園です。忍者でも足音を隠せない砂利を僕だけが歩く。僕のためだけに小石が音を鳴らす。

地球をトリミング(通算2回目、3分ぶり)

何か歌ってたんですけど忘れました。浪漫飛行の替え歌だったと思います。

南京錠の写真を撮ると体力が回復します。

行き止まりってすごい言葉だよなあと考える。行き止まりの理由が塀だったら登ればいいし、湖だったら泳げばいい。
「ひょっとしたら、行き止まりってさ、その人が不可能だと感じたから行き止まりなのかも。他人のものさしだねえ。」と、糸井重里っぽい架空の人が僕の脳に語りかけてきました。

俺の人生に行き止まりはないぜ。

ああ、止まった方がいいかも、ってことは、よくある。
平城宮跡

こんにちは。

7年前と何にも変わってないや。

クリームパンと、あああれはチョコケーキだったらいいなあ、などの妄想。

観にくいですが、土を撮る人が写っています。デジタルカメラで、地球の肌を撮影している人でした。

博物館に飾ってあった言葉。僕はこれを見て、泣いた。
奈良時代の人々が見ていた同じ景観を見渡せる稀有な場所であることを。
今の僕も、7年前の僕も、クリームパンみたいな雲も、地球の肌を撮る人も、奈良時代の誰かも、この景色を観ていた。

この写真の見所は、うさぎのような雲です。

その場所のそばでは祭りの準備。日曜日の夜にお祭りか。いいな。


サーティとワンの温度差。

美味しいオムライスを食べて終わりです。オムライスは記事にします。
おわり

僕は佐賀生まれだけど、佐賀生まれでよかったと思う。奈良は、遠くて近い場所。また7年経つ頃に、カメラを持って遊びに行きます。
絶対に変わらない場所があるということ。奈良時代に生きていた人がそうしてきたように、僕もこの場所にたくさんの預け物をしている。
とてもいい場所だ。7年後にまたこの記事も見返すんだろうなあ。楽しみだなあ。

この後、日が沈む前に静岡へGoして牛肉をBiteしてSleepしました。
この日撮った写真は300枚くらい。17,500歩でした。
今回の組み合わせです。


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