日付は6月30日。場所は新百合ヶ丘の昭和音楽大学。会場はテアトロ・ジーリオ・ショウワ。
上の画像のパンフレットと記事のタイトル『航空自衛隊航空中央音楽隊 and 昭和ウインド・シンフォニーキャンパスコンサート2018』というヒントだけで、どういうイベントなのかがわかる人は、ぜひ酒を飲み交わしたい。
吹奏楽です。チケット代は1,000円。学生は500円。
高校時代はクラリネットと共に過ごした吹奏楽チャイルドでした。今でも時々フラっとコンサートなどを観に行きます。
残念ながら会場の中は撮影禁止でしたが、ぜひみなさんにも吹奏楽の世界を楽しんでいただこうと思いましたので扉の画像をご用意いたしました。ただの扉ではありません。防音扉です。
“A”とはここらへんです。2Fの左端。この席がお気に入りです。理由は、
- 上から見ると演奏者の高速指使いとかマレットさばきとか観て「オォォ〜」ってなる
- 指揮者の表情も観ることができる
- ぼくは左耳が聞こえないのでRオンリーで音を拾わなければいけない
- せっかく観にきてるのだから視界に他の客の後頭部を入れたくない
など。たくさんメリットがありますが最後の理由が9割5分くらいを占めます。
演奏の感想
記事のタイトルにもあるように二つの楽団が交互に演奏するプログラム。
- 航空自衛隊航空中央音楽隊:5曲
- 昭和ウインド・シンフォニー:3曲
- 航空自衛隊航空中央音楽隊 and 昭和ウインド・シンフォニー:2曲+encore2曲
1.『航空自衛隊航空中央音楽隊』の演奏の感想
曲目
<ジョン・ウィリアムズの世界>
- リバティーファンファーレ
- 1941マーチ
- ジュラシックパーク
- ミッション
- スターウォーズ
- 構成がすごくていきなり驚く。曲中にパーカッションの人が前に出てきてMCするのとか新感覚。
- MCかなり洗練されていてアナウンサーみたいに話すから一語一句正確に聞き取れるのすごい
- 立ち振る舞いとかめちゃ堂々としてて、場数が異常に多いんだろうなあと思う
- 服装がコスチューム、みんな一緒で男はネクタイ、女はネクタイなし
- みんな恰幅がよい
- 男の人強そう
- 男の人みんなそこそこ歳いってる系
- トランペットが武器に見えてくる
- 女の人も強そう、怒られるなどされたい
- スターウォーズのラスト、生で食らうとマジできもちいい
言葉で語るより動画があったほうが100倍伝わると思うので用意しました。
2.『昭和ウィンドオーケストラ』の演奏の感想
曲目
<レナード・バーンスタインの世界>
- 「キャンディード」序曲
- 「ミサ」より〜金管五重奏と吹奏楽のための組曲
- ウエストサイド・ストーリー・メドレー
- ほぼ全員、音楽学部生
- 8割女子
- みんな綺麗ですね
- 顔の筋肉をものすごく使うからかな
- 航空自衛隊航空中央音楽隊の後だと音圧が控えめ
- と思いきや曲想に添って変化させてただけで
- ウエストサイド・ストーリー・メドレーのMambo!!の盛り上がりは異常
- ブラボーおじさんがハッスルしてた(言葉を覚えたての子児のようにブラボーを繰り返し叫ぶ民)
観客を眺めながら気がついたこと
- ノースリーブの女は大人に見える
- 前髪が揃ってると幼く見える
- おばちゃんはもれなくパーマをかけている
- 頭頂部が薄い男の人はほぼ例外なくアダルトメン
- この季節になると女はだいたい裸足にサンダル
- ふくらはぎが太いとお母さんっぽい
Encore(アンコール)
Encore(アンコール)の2曲は
1.エルザの大聖堂への入場
2.ブルーインパルス(航空自衛隊航空音楽隊第10回定期演奏会の委嘱作品)
でした。
吹奏楽界では有名な曲。ハーモニーが流れるように変化していって綺麗。最初の和音でぼくは鳴きます。嗚咽を。
おわり
自衛
官応募してるらしいですよ。
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