海外転出届を区役所に提出→海外拠点で365日夏休み→帰国しました。帰国後は音楽を作ったり動画用のBGMトラックを制作したりしています。下記に「海外転出届を提出しておくと享受できるメリット」も書きましたので是非タトゥーなどにして膝の裏に彫りましょう。
インターネットパトロール隊に見つかると厄介なので備考を添えておきますと、帰国後14日間ホテルで自主隔離しました。ホテルに閉じこもり誰とも会わずに過ごした結果、心身ともにめちゃめちゃ健康になった気分。引きこもり体質なので最高な2週間でした。
海外転出届を提出した人が再度日本に拠点を戻す場合の手続き
居住費が安く済む東南アジアで月5万円でぶらぶらしながら音楽作ったりブログ更新したりして生きようと思った矢先にコロナ騒動です。大人しく日本で過ごしましょう。
必要なもの
- パスポート
- 印鑑
- (国民健康保険に加入する場合)源泉徴収票などの前年度の所得がわかるもの
- 待ち時間を潰せる道具
トータルで1時間以上待つ可能性があるので本や熱帯魚などを持参しましょう。
STEP.1 役所に出向く
住民票を入れたい居住地の役場に行きましょう。コロナ騒動ですが役所は開庁しています。
STEP.2 住民課へGO
住民課へ突入です。事前のアポなど要りません。洋服は着た方がいいと思います。
STEP.3 「『海外転出届』を提出していた者ですがこの区(市町村)に転入します」を暗唱
「『海外転出届』を提出していた者ですがこの区(市町村)に転入します」を唱えましょう。窓口に役人が来て「どうなさいましたか」と言われた後に唱えた方が効果があります。
海外転出していた人間が転入するパターンって比重的に少ない部類なので役人の方が「は?」などの反応を見せるケースがありますが、その時は激しく腰を振るなどして正常であることをアピールすれば自動的に奥の方から偉い人が出てきて対応してくれます。
STEP.4 パスポートを提出
パスポートに記入されている入国日を元に、転入日が決まる仕組みになります。日本は電子化が進んでいるため入国スタンプが押されない場合がありますが、諸外国からの出国スタンプでもOKでした。
STEP.5 転入届を記入して提出
転入届を記入して提出します。手書きが面倒くさい人は各市町村区のHPからダウンロードできる可能性があるので要チェック。
STEP.6 国民保険について
住民票を日本に入れると何らかの医療保険へ加入することがマストになります。
これは森で不意にゴブリンに襲われたりした場合に、医療保険に加入している場合は教会から再スタートできること意味しており、加入していない場合はファミコンごと爆発して実質即死します。
- 社会健康保険に加入している人の扶養に入る
- 国民健康保険に加入する
- 企業の社会保険に加入する
の3択です。僕はフリーランスなので国民保険に加入することを役人に告げました。
ここまでの所要時間は3分程度。
STEP.7 待つ
転入届を提出した後は待ち時間が発生します。
この待ち時間に献血に行ったんですが、海外から帰国して4週間以内の人は不可能だったため不可。腹いせに保健所の前で身体中の静脈という静脈を切り刻んでショートコント『歩く献血車』をお見舞いしてやろうと思ったのですが死ぬのでやめました。
待ち時間はおよそ20分程度。混んでいる場合はもっとかかります。
ここで社会健康保険に加入する人、社会健康保険加入者の扶養に入る人は手続き終了です。僕は国民健康保険に加入するのでボーナスステージに突入です。
STEP.8 (国民健康保険に加入する場合)保険料確定の手続き
国民健康保険に加入する場合は、保険料確定のための手続きが必要になります。
保険料は前年度の所得に応じて変化します。わかりやすく例えると2019年の所得が400万円だった人と、松ぼっくり7個だった人の保険料は全く違います。前者がいっぱい万円なのに対して後者は棍棒2本とかそんな感じになります。さてはこいつゴブリンだな。
前年の源泉徴収票や所得がわかるものがあれば税務課で処理されます。ない場合は再び所持して手続きをする必要があってダルいのでみんなは忘れずに持ってこよう。
ちなみに僕の市町村区では、保険料の徴収は6月。時期は自治体によって変わると思うので確認しましょう。
STEP.9 おわり
手続きが完了したことを知らせる書類と保険証をゲットして手続き終了です。ざっと1時間ちょい。
市町村区の役場に行く前にやっておくと便利なこと
- 前年の所得がわかるものを用意
- 転入届をWeb出力できるかを確認
- コロナ騒動なので開庁時間などの確認
などなど。サクっと終わらせて余った時間でさくらんぼの収穫に行きましょう。
海外転出届を提出するメリット
めちゃくちゃ意訳してますがこんな感じ。海外転出届を提出すると日本から住民票が抜かれます。住民税は1月1日地点で住民票を置いている市町村区に対して納税の義務が発生するので、1月1日を迎える前に海外転出届を提出しておけば当年の住民税は0になる仕組みです。
もちろん選挙権がなかったり国民健康保険が適用できなくなったり、年金の受け取り金額が下がるなどのデメリットがありますので自分の状況などに応じて住民票を抜くか抜かないか決めるのがおすすめ。
住民税ダルい、海外保険ある、老後の心配より今が大事、おばあちゃんおじいちゃんごめん、など思うところがある方は海外転出した方がいいと思います。
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